2019年12月21日
FLAURA日本人サブグループ解析
オシメルチニブの生存期間延長効果は、どうも西高東低のよう。
現在の実地臨床を見ると、EGFR遺伝子変異陽性の進行肺がん患者に対してはほぼオシメルチニブ一択となっているが、果たしてそれは正しいのか。
有意差はついていないものの、ハザード比1.390でゲフィチニブに劣っているオシメルチニブを、このまま患者に勧めていいものか。
<FLAURA試験に関するこれまでの記事>
http://oitahaiganpractice.junglekouen.com/e966667.html
http://oitahaiganpractice.junglekouen.com/e906089.html
http://oitahaiganpractice.junglekouen.com/e913700.html
http://oitahaiganpractice.junglekouen.com/e954089.html
http://oitahaiganpractice.junglekouen.com/e964659.html
http://oitahaiganpractice.junglekouen.com/e966520.html
<FLAURA試験における日本人肺がん患者のOSサブグループ解析>
2019年 日本肺癌学会総会
・FLAURA試験における日本人患者は、オシメルチニブ群65例、第1世代EGFR-TKI群(すべてゲフィチニブ)55例
・患者背景は、PS0の割合、診断時Stage I/IIの患者の割合が第1世代EGFR-TKI群に多いなど、群間差あり
・アジア人のOS中央値はオシメルチニブ群37.1ヵ月に対し、第1世代EGFR-TKI群35.8ヵ月で、有意差つかず(HR:0.995、95%CI:0.752~1.319)
・日本人を除くアジア人のOS中央値はオシメルチニブ群34.5ヵ月に対し、第1世代EGFR-TKI群29.7ヵ月で、有意差つかず(HR:0.89、95%CI:0.64~1.24)。
・日本人患者のOS中央値はオシメルチニブ群39.3ヵ月に対し、第1世代EGFR-TKI群中央値未到達で、有意差はつかず(HR:1.390、95%CI:0.8259~2.3381)
・日本人サブグループでは、毒性中止となった患者がオシメルチニブ群、第1世代EGFR-TKI群ともに多かった
→日本人で毒性中止となった割合はオシメルチニブ群29%、第1世代EGFR-TKI群35%で、対して全体で毒性中止となった割合はオシメルチニブ群15%、第1世代EGFR-TKI群18%
・カプランマイヤー曲線は27ヵ月付近で逆転





現在の実地臨床を見ると、EGFR遺伝子変異陽性の進行肺がん患者に対してはほぼオシメルチニブ一択となっているが、果たしてそれは正しいのか。
有意差はついていないものの、ハザード比1.390でゲフィチニブに劣っているオシメルチニブを、このまま患者に勧めていいものか。
<FLAURA試験に関するこれまでの記事>
http://oitahaiganpractice.junglekouen.com/e966667.html
http://oitahaiganpractice.junglekouen.com/e906089.html
http://oitahaiganpractice.junglekouen.com/e913700.html
http://oitahaiganpractice.junglekouen.com/e954089.html
http://oitahaiganpractice.junglekouen.com/e964659.html
http://oitahaiganpractice.junglekouen.com/e966520.html
<FLAURA試験における日本人肺がん患者のOSサブグループ解析>
2019年 日本肺癌学会総会
・FLAURA試験における日本人患者は、オシメルチニブ群65例、第1世代EGFR-TKI群(すべてゲフィチニブ)55例
・患者背景は、PS0の割合、診断時Stage I/IIの患者の割合が第1世代EGFR-TKI群に多いなど、群間差あり
・アジア人のOS中央値はオシメルチニブ群37.1ヵ月に対し、第1世代EGFR-TKI群35.8ヵ月で、有意差つかず(HR:0.995、95%CI:0.752~1.319)
・日本人を除くアジア人のOS中央値はオシメルチニブ群34.5ヵ月に対し、第1世代EGFR-TKI群29.7ヵ月で、有意差つかず(HR:0.89、95%CI:0.64~1.24)。
・日本人患者のOS中央値はオシメルチニブ群39.3ヵ月に対し、第1世代EGFR-TKI群中央値未到達で、有意差はつかず(HR:1.390、95%CI:0.8259~2.3381)
・日本人サブグループでは、毒性中止となった患者がオシメルチニブ群、第1世代EGFR-TKI群ともに多かった
→日本人で毒性中止となった割合はオシメルチニブ群29%、第1世代EGFR-TKI群35%で、対して全体で毒性中止となった割合はオシメルチニブ群15%、第1世代EGFR-TKI群18%
・カプランマイヤー曲線は27ヵ月付近で逆転





セルペルカチニブ、上市
CLIP1-LTK融合遺伝子の発見・・・LC-SCRUM Asiaから
セルペルカチニブ、2021年12月13日発売予定
セルペルカチニブと過敏症
根治切除術直後の非小細胞肺がん患者に、バイオマーカー解析をするべきか
脳転移を有する患者集団に対しても、免疫チェックポイント阻害薬は有効なのか
第4世代ALK阻害薬・・・TPX-0131とNVL-655
セルペルカチニブ、製造販売承認
ドライバー遺伝子変異陽性患者におけるPACIFICレジメンの有効性
HER2遺伝子変異陽性肺がんに対するtrastuzumab deruxtecan
オシメルチニブ耐性化後は、耐性機序同定や分子標的治療は意味がないのか
EGFR/ALK陽性非小細胞肺がんに対するカルボプラチン+ペメトレキセド+ペンブロリズマブ併用療法
ドライバー遺伝子異常検出におけるジレンマとmultiplex PCR
中国人患者におけるRET阻害薬(Selpercatinib, Pralsetinib)の有効性
オシメルチニブによる術前療法・・・NeoADAURAの前哨戦
BRAF遺伝子変異と縁がない
RET阻害薬、セルペルカチニブがやってくる
進行が速い進行肺腺がんに遭遇したらどう振る舞うか
ARROW試験のupdated data...RET肺がんとpralsetinib
EGFRエクソン20挿入変異に対するAmivantamab
CLIP1-LTK融合遺伝子の発見・・・LC-SCRUM Asiaから
セルペルカチニブ、2021年12月13日発売予定
セルペルカチニブと過敏症
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セルペルカチニブ、製造販売承認
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オシメルチニブ耐性化後は、耐性機序同定や分子標的治療は意味がないのか
EGFR/ALK陽性非小細胞肺がんに対するカルボプラチン+ペメトレキセド+ペンブロリズマブ併用療法
ドライバー遺伝子異常検出におけるジレンマとmultiplex PCR
中国人患者におけるRET阻害薬(Selpercatinib, Pralsetinib)の有効性
オシメルチニブによる術前療法・・・NeoADAURAの前哨戦
BRAF遺伝子変異と縁がない
RET阻害薬、セルペルカチニブがやってくる
進行が速い進行肺腺がんに遭遇したらどう振る舞うか
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