2020年12月06日
ニボルマブ+イピリムマブ±プラチナ併用化学療法 適応追加
2020/11/27はいろいろな薬事承認が成された日だった様子。
非小細胞肺がん治療の領域にも、「免疫チェックポイント阻害薬2剤併用」という新たな地平が開かれた。
また、抗CTLA-4抗体が非小細胞肺がん領域で薬事承認されたという意味でも新しい。
CheckMate277試験とCheckMate9LA試験の結果を根拠として、ニボルマブ+イピリムマブ±化学療法が未治療進行非小細胞肺がんに適用可能となった。
CheckMate-277試験とCheckMate9LA試験については過去にも触れているので、以下のリンクを参照のこと。
http://oitahaiganpractice.junglekouen.com/e968110.html
http://oitahaiganpractice.junglekouen.com/e976407.html
効果・安全性の両面から、イピリムマブを実地臨床で追加すべきかどうかは判断が難しい。
製薬メーカーのパンフレットを用いて見ておきたい。
こちらは、「腫瘍免疫サイクル」としてよく知られた図表である。
① がん細胞に特徴的ながん特異抗原が放出される
② がん特異抗原が抗原提示細胞に捕捉される
③ リンパ節において、抗原提示細胞ががん特異抗原の情報をT細胞に受け渡す。
このとき、抗原提示細胞上のB7タンパクとT細胞上のCD28タンパクがくっつくと、T細胞の働きが活性化される。
一方で、抗原提示細胞上のB7タンパクとT細胞上のCTLA-4タンパクがくっつくと、T細胞の働きが抑制される。
④ がん特異抗原を認識できるようになったT細胞が、リンパ節から血管内へと移動する。
⑤ がん病巣を発見したT細胞は、血管からがん病巣への沁みだす。
⑥ T細胞ががん細胞を発見し、がん細胞表面にあるがん特異抗原・MHCタンパク複合体を、T細胞受容体を介して認識する。
このとき、T細胞表面にあるPD-1タンパクとがん細胞表面にあるPD-L1タンパクがくっつくと、T細胞の働きが抑制される
⑦ T細胞ががん細胞を攻撃する
③の過程で、CTLA-4にくっついてB7とCTLA-4がくっつけないようにし、T細胞を活性化する薬がイピリムマブ(ヤーボイ®)。
⑥の過程で、PD-1にくっついてPD-1とPD-L1がくっつけないようにし、T細胞を活性化する薬がニボルマブ(オプジーボ®)。
ニボルマブは、治療スケジュールが複数あり、それに応じて治療必要量も変わる。
具体的にいえば、2週間ごとに240mg、あるいは3週間ごとに360mgの投与量。
1コース3週間のリズムに慣れている医療従事者にとっては、3週間ごとに360mgの方が馴染みやすいだろう。
イピリムマブは単独では使用できず、ニボルマブとの併用が前提となっており、6週間ごとに反復投与する。
投与スケジュールと投与量を図示するとこのようになる。
オプジーボは2週間ごとなら2週間ごと、3週間ごとなら3週間ごとと原則を決めてどの患者にも適用した方が、間違いがないだろう。
CheckMate-227試験の概要。
何度見てもわかりにくい。
敢えてまとめるなら、全体集団ではイピリムマブ+ニボルマブ併用療法(NI群)とプラチナ併用化学療法(C群)の2群比較をベースに、PD-L1≧1%の患者集団ではニボルマブ単剤療法(N群)を、PD-L1<1%の患者ではニボルマブ+プラチナ併用化学療法(NC群)をさらに治療集団として加えている。
CheckMate-227試験におけるPD-L1≧1%の患者集団でのNI群とC群の生存期間比較。
なぜかこの図表にはN群に関する生存曲線の記述がない。
NI群とN群の間に有意差がついていない(参照:http://img01.junglekouen.com/usr/o/i/t/oitahaiganpractice/CheckMate229sOS.jpg)ので、NI群とC群の差に目を向けさせるため、恣意的にパンフレットの図表からは除かれているのではないだろうか。
最初の6か月間だけで見るならば、C群の方がよい。
それ以降で見るならば、NI群の方がよい。
最終的には統計学的有意にNI群の方がよかった。
CheckMate-227試験におけるPD-L1<1%の患者集団でのNI群、NC群、C群の生存期間比較。
まず、生存曲線の末尾の方を見る限り、NI群が圧倒的に優れているように見える。
PD-L1発現の有無にかかわらず、3年経過以降は長期生存が期待できるというのはNI群の大きなメリットではないだろうか。
試験デザイン上、ここに上がっている治療群間には統計学的な有意差はついていないのだが、そんなことよりはこの生存曲線の語る事実を素直に受け止めるべきだろう。
CheckMate-227試験における無増悪生存期間比較。
はっきり言えることは、化学療法が入っていなければ、最初の6か月間の成績が悪いということである。
治療内容に化学療法を含んでいないNI療法は、再現性を以て最初の6か月間の治療成績が劣っている。
奏効割合のデータからは、一定の傾向を見出すのは難しい。
PD-L1<1%だったら、C群よりNC群の方が腫瘍縮小効果が高い、ということくらいしか言えない。
毒性については、皮膚・内分泌系の重篤な毒性がNI群で目立つ。
NI群においては、胃腸・肝・肺毒性が、治療中止に至る毒性として多いようである。
今度はCheckMate-9LA試験。
解析計画の記述は長すぎて読む気にならないが、試験デザインはシンプルで好感が持てる。
初期治療効果の劣るNI群の弱点を補うために、試験治療群(NI-Chemo群)では治療初期の1ヶ月半から2ヶ月の間は化学療法を併用する。
対照群はシンプルに標準化学療法(Chemo群)である。
したがって、本試験ではChemo群に対してNI-Chemo群が優れているかどうかだけが明らかになる。
NI群に対してNI-Chemo群が優れるかどうかとか、PD-L1≧50%の患者集団で、抗PD-1抗体単剤療法に対してNI-Chemo群が優れるかどうかとかはわからない。
CheckMate-9LA試験における全患者集団の生存曲線。
追跡期間が短くてこれからどうなるのかまだわからないが、少なくとも統計学的有意差はついたとのこと。
少なくとも、NI-Chemo群において、治療初期に化学療法を併用した効果は出ているようで、治療開始初期からNI-Chemo群の生存曲線が上を行っている。
CheckMate-227試験におけるNI群の生存曲線とは様相が異なる。
一方で、2本の生存曲線が末広がりでなく先すぼまりになっているのは、今後どのように展開するのか気になるところである。
長期経過を追ったら成績が変わらなくなった、とか、逆転した、となれば、異なる解釈が必要になる。
CheckMate-9LA試験における、PD-L1≧50%の患者集団の生存曲線。
基本的な傾向は、全患者集団のそれと変わらない。
CheckMate-9LA試験における、PD-L1=0-49%の患者集団の生存曲線。
これも基本的な傾向は変わらない。
CheckMate-9LA試験における、PD-L1≧1%の患者集団の生存曲線。
これも変わらず。
CheckMate-9LA試験における、PD-L1<1%の患者集団の生存曲線。
これまた変わらず。
結局、PD-L1発現状態によらず、同じような傾向に落ち着く様子。
イピリムマブを併用することによって、PD-L1発現状態が効果予測因子となるニボルマブの特性が弱められるのかもしれない。
CheckMate-9LA試験における、無増悪生存曲線。
治療初期は似たり寄ったり。
治療開始から4-17ヶ月あたりは、NI-Chemo群の方が良さそう。
それ以降はまた似たり寄ったり。
CheckMate-9LA試験における奏効割合。
これは有意差を以てNI-Chemo群の方が優れる。
CheckMate-9LA試験における有害事象。
皮膚・内分泌・肝胆道系のGrade 3以上の有害事象がNI-Chemo群で気になる。
CheckMate-9LA試験における有害事象。
治療中止に至る有害事象として診るならば、皮膚や内分泌はそれほど大きな問題ではなく、胃腸・肝・肺・腎・過敏症症状が治療中止に至る有害事象として無視できないようだ。
ここからは私の妄想。
CheckMate-227試験におけるNI群の生存期間中央値は概ね17ヶ月、対するCheckMate-9LA試験におけるNI-Chemo群の生存期間中央値は概ね14ヶ月で、3ヶ月の開きがある。
14ヶ月と言えば、CheckMate-227試験におけるC群の成績に近い。
異なる臨床試験の結果だから直接比較は難しい、とはいいながら、両臨床試験のシェーマを見る限り、患者背景はほぼ同じ、CheckMate-227試験におけるC群とCheckMate-9LA試験におけるChemo群の治療内容もほぼ同じである。
CheckMate-9LA試験結果から、化学療法単独に対するニボルマブ+イピリムマブの効果が4ヶ月の生存期間上乗せと見積もると、もしCheckMate-227試験でNI-Chemo群を走らせていたら、C群の生存期間14ヶ月に4ヶ月を上乗せして、多分生存期間中央値は18ヶ月くらいで落ち着いたのではないだろうか。
非小細胞肺がん治療の領域にも、「免疫チェックポイント阻害薬2剤併用」という新たな地平が開かれた。
また、抗CTLA-4抗体が非小細胞肺がん領域で薬事承認されたという意味でも新しい。
CheckMate277試験とCheckMate9LA試験の結果を根拠として、ニボルマブ+イピリムマブ±化学療法が未治療進行非小細胞肺がんに適用可能となった。
CheckMate-277試験とCheckMate9LA試験については過去にも触れているので、以下のリンクを参照のこと。
http://oitahaiganpractice.junglekouen.com/e968110.html
http://oitahaiganpractice.junglekouen.com/e976407.html
効果・安全性の両面から、イピリムマブを実地臨床で追加すべきかどうかは判断が難しい。
製薬メーカーのパンフレットを用いて見ておきたい。
こちらは、「腫瘍免疫サイクル」としてよく知られた図表である。
① がん細胞に特徴的ながん特異抗原が放出される
② がん特異抗原が抗原提示細胞に捕捉される
③ リンパ節において、抗原提示細胞ががん特異抗原の情報をT細胞に受け渡す。
このとき、抗原提示細胞上のB7タンパクとT細胞上のCD28タンパクがくっつくと、T細胞の働きが活性化される。
一方で、抗原提示細胞上のB7タンパクとT細胞上のCTLA-4タンパクがくっつくと、T細胞の働きが抑制される。
④ がん特異抗原を認識できるようになったT細胞が、リンパ節から血管内へと移動する。
⑤ がん病巣を発見したT細胞は、血管からがん病巣への沁みだす。
⑥ T細胞ががん細胞を発見し、がん細胞表面にあるがん特異抗原・MHCタンパク複合体を、T細胞受容体を介して認識する。
このとき、T細胞表面にあるPD-1タンパクとがん細胞表面にあるPD-L1タンパクがくっつくと、T細胞の働きが抑制される
⑦ T細胞ががん細胞を攻撃する
③の過程で、CTLA-4にくっついてB7とCTLA-4がくっつけないようにし、T細胞を活性化する薬がイピリムマブ(ヤーボイ®)。
⑥の過程で、PD-1にくっついてPD-1とPD-L1がくっつけないようにし、T細胞を活性化する薬がニボルマブ(オプジーボ®)。
ニボルマブは、治療スケジュールが複数あり、それに応じて治療必要量も変わる。
具体的にいえば、2週間ごとに240mg、あるいは3週間ごとに360mgの投与量。
1コース3週間のリズムに慣れている医療従事者にとっては、3週間ごとに360mgの方が馴染みやすいだろう。
イピリムマブは単独では使用できず、ニボルマブとの併用が前提となっており、6週間ごとに反復投与する。
投与スケジュールと投与量を図示するとこのようになる。
オプジーボは2週間ごとなら2週間ごと、3週間ごとなら3週間ごとと原則を決めてどの患者にも適用した方が、間違いがないだろう。
CheckMate-227試験の概要。
何度見てもわかりにくい。
敢えてまとめるなら、全体集団ではイピリムマブ+ニボルマブ併用療法(NI群)とプラチナ併用化学療法(C群)の2群比較をベースに、PD-L1≧1%の患者集団ではニボルマブ単剤療法(N群)を、PD-L1<1%の患者ではニボルマブ+プラチナ併用化学療法(NC群)をさらに治療集団として加えている。
CheckMate-227試験におけるPD-L1≧1%の患者集団でのNI群とC群の生存期間比較。
なぜかこの図表にはN群に関する生存曲線の記述がない。
NI群とN群の間に有意差がついていない(参照:http://img01.junglekouen.com/usr/o/i/t/oitahaiganpractice/CheckMate229sOS.jpg)ので、NI群とC群の差に目を向けさせるため、恣意的にパンフレットの図表からは除かれているのではないだろうか。
最初の6か月間だけで見るならば、C群の方がよい。
それ以降で見るならば、NI群の方がよい。
最終的には統計学的有意にNI群の方がよかった。
CheckMate-227試験におけるPD-L1<1%の患者集団でのNI群、NC群、C群の生存期間比較。
まず、生存曲線の末尾の方を見る限り、NI群が圧倒的に優れているように見える。
PD-L1発現の有無にかかわらず、3年経過以降は長期生存が期待できるというのはNI群の大きなメリットではないだろうか。
試験デザイン上、ここに上がっている治療群間には統計学的な有意差はついていないのだが、そんなことよりはこの生存曲線の語る事実を素直に受け止めるべきだろう。
CheckMate-227試験における無増悪生存期間比較。
はっきり言えることは、化学療法が入っていなければ、最初の6か月間の成績が悪いということである。
治療内容に化学療法を含んでいないNI療法は、再現性を以て最初の6か月間の治療成績が劣っている。
奏効割合のデータからは、一定の傾向を見出すのは難しい。
PD-L1<1%だったら、C群よりNC群の方が腫瘍縮小効果が高い、ということくらいしか言えない。
毒性については、皮膚・内分泌系の重篤な毒性がNI群で目立つ。
NI群においては、胃腸・肝・肺毒性が、治療中止に至る毒性として多いようである。
今度はCheckMate-9LA試験。
解析計画の記述は長すぎて読む気にならないが、試験デザインはシンプルで好感が持てる。
初期治療効果の劣るNI群の弱点を補うために、試験治療群(NI-Chemo群)では治療初期の1ヶ月半から2ヶ月の間は化学療法を併用する。
対照群はシンプルに標準化学療法(Chemo群)である。
したがって、本試験ではChemo群に対してNI-Chemo群が優れているかどうかだけが明らかになる。
NI群に対してNI-Chemo群が優れるかどうかとか、PD-L1≧50%の患者集団で、抗PD-1抗体単剤療法に対してNI-Chemo群が優れるかどうかとかはわからない。
CheckMate-9LA試験における全患者集団の生存曲線。
追跡期間が短くてこれからどうなるのかまだわからないが、少なくとも統計学的有意差はついたとのこと。
少なくとも、NI-Chemo群において、治療初期に化学療法を併用した効果は出ているようで、治療開始初期からNI-Chemo群の生存曲線が上を行っている。
CheckMate-227試験におけるNI群の生存曲線とは様相が異なる。
一方で、2本の生存曲線が末広がりでなく先すぼまりになっているのは、今後どのように展開するのか気になるところである。
長期経過を追ったら成績が変わらなくなった、とか、逆転した、となれば、異なる解釈が必要になる。
CheckMate-9LA試験における、PD-L1≧50%の患者集団の生存曲線。
基本的な傾向は、全患者集団のそれと変わらない。
CheckMate-9LA試験における、PD-L1=0-49%の患者集団の生存曲線。
これも基本的な傾向は変わらない。
CheckMate-9LA試験における、PD-L1≧1%の患者集団の生存曲線。
これも変わらず。
CheckMate-9LA試験における、PD-L1<1%の患者集団の生存曲線。
これまた変わらず。
結局、PD-L1発現状態によらず、同じような傾向に落ち着く様子。
イピリムマブを併用することによって、PD-L1発現状態が効果予測因子となるニボルマブの特性が弱められるのかもしれない。
CheckMate-9LA試験における、無増悪生存曲線。
治療初期は似たり寄ったり。
治療開始から4-17ヶ月あたりは、NI-Chemo群の方が良さそう。
それ以降はまた似たり寄ったり。
CheckMate-9LA試験における奏効割合。
これは有意差を以てNI-Chemo群の方が優れる。
CheckMate-9LA試験における有害事象。
皮膚・内分泌・肝胆道系のGrade 3以上の有害事象がNI-Chemo群で気になる。
CheckMate-9LA試験における有害事象。
治療中止に至る有害事象として診るならば、皮膚や内分泌はそれほど大きな問題ではなく、胃腸・肝・肺・腎・過敏症症状が治療中止に至る有害事象として無視できないようだ。
ここからは私の妄想。
CheckMate-227試験におけるNI群の生存期間中央値は概ね17ヶ月、対するCheckMate-9LA試験におけるNI-Chemo群の生存期間中央値は概ね14ヶ月で、3ヶ月の開きがある。
14ヶ月と言えば、CheckMate-227試験におけるC群の成績に近い。
異なる臨床試験の結果だから直接比較は難しい、とはいいながら、両臨床試験のシェーマを見る限り、患者背景はほぼ同じ、CheckMate-227試験におけるC群とCheckMate-9LA試験におけるChemo群の治療内容もほぼ同じである。
CheckMate-9LA試験結果から、化学療法単独に対するニボルマブ+イピリムマブの効果が4ヶ月の生存期間上乗せと見積もると、もしCheckMate-227試験でNI-Chemo群を走らせていたら、C群の生存期間14ヶ月に4ヶ月を上乗せして、多分生存期間中央値は18ヶ月くらいで落ち着いたのではないだろうか。
セルペルカチニブ、上市
CLIP1-LTK融合遺伝子の発見・・・LC-SCRUM Asiaから
セルペルカチニブ、2021年12月13日発売予定
進行非小細胞肺がんオリゴ転移巣に対する定位照射のランダム化第II相比較試験
セルペルカチニブと過敏症
根治切除術直後の非小細胞肺がん患者に、バイオマーカー解析をするべきか
HER2エクソン20挿入変異陽性非小細胞肺がんに対するpoziotinib
セルペルカチニブの添付文書
第4世代ALK阻害薬・・・TPX-0131とNVL-655
セルペルカチニブ、製造販売承認
HER2遺伝子変異陽性肺がんに対するtrastuzumab deruxtecan
オシメルチニブ耐性化後は、耐性機序同定や分子標的治療は意味がないのか
EGFR/ALK陽性非小細胞肺がんに対するカルボプラチン+ペメトレキセド+ペンブロリズマブ併用療法
ドライバー遺伝子異常検出におけるジレンマとmultiplex PCR
中国人患者におけるRET阻害薬(Selpercatinib, Pralsetinib)の有効性
オシメルチニブによる術前療法・・・NeoADAURAの前哨戦
病勢進行後の治療をどう考えるか
BRAF遺伝子変異と縁がない
RET阻害薬、セルペルカチニブがやってくる
進行が速い進行肺腺がんに遭遇したらどう振る舞うか
CLIP1-LTK融合遺伝子の発見・・・LC-SCRUM Asiaから
セルペルカチニブ、2021年12月13日発売予定
進行非小細胞肺がんオリゴ転移巣に対する定位照射のランダム化第II相比較試験
セルペルカチニブと過敏症
根治切除術直後の非小細胞肺がん患者に、バイオマーカー解析をするべきか
HER2エクソン20挿入変異陽性非小細胞肺がんに対するpoziotinib
セルペルカチニブの添付文書
第4世代ALK阻害薬・・・TPX-0131とNVL-655
セルペルカチニブ、製造販売承認
HER2遺伝子変異陽性肺がんに対するtrastuzumab deruxtecan
オシメルチニブ耐性化後は、耐性機序同定や分子標的治療は意味がないのか
EGFR/ALK陽性非小細胞肺がんに対するカルボプラチン+ペメトレキセド+ペンブロリズマブ併用療法
ドライバー遺伝子異常検出におけるジレンマとmultiplex PCR
中国人患者におけるRET阻害薬(Selpercatinib, Pralsetinib)の有効性
オシメルチニブによる術前療法・・・NeoADAURAの前哨戦
病勢進行後の治療をどう考えるか
BRAF遺伝子変異と縁がない
RET阻害薬、セルペルカチニブがやってくる
進行が速い進行肺腺がんに遭遇したらどう振る舞うか