2017年02月17日
早速PD-L1検査
患者さんの情報収集能力というのは本当に恐るべきもので、キートルーダやPD-L1抗体検査が使用可能になったばかりの2017年2月15日、早速患者さんから問い合わせが来た。
「うそでしょ!」
という感じ。
もっとも、患者さんやご家族にとってみれば、
「いつやるの?・・・今でしょ!」
ということなのだろう。
PD-L1が陽性なのかどうか、キートルーダが使えるのかどうか、早く調べて欲しいという。
相談を受けて動き出したのが夕方だったので、検査会社への問い合わせが間に合わなかった。
2月16日の朝っぱらから電話で問い合わせたところ、
・2月15日から検査受託を開始した
・キートルーダの適応判定のための22C3抗体、オプジーボの効果予測のための28-8抗体の両方が使用可能
・それぞれの抗体を用いた検査に、各25000円の実費がかかるが、健康保険が利用できる
・技術的には両方を同時に調べることも可能だが、両方同時に調べたときに保険請求ができるのかどうかは現時点で定かではない
・組織ブロックか薄切標本を送ってもらえれば調べる
との回答だった。
患者さんのご家族に問い合わせたところ、即答で両方の抗体について調べて欲しいとのことだった。
網羅的に解析してもドライバー遺伝子変異が一切見つからなかったので、患者さん・ご家族も私も必死である。
ソッコーで検査提出した。
もしかしたら、大分県下で一番乗りの提出だったかもしれない。
今後は、進行期非小細胞肺癌の患者では、PD-L1発現状態の確認は必須となるだろう。
もはや、GS越しのちっちゃな組織では全く対応できない。
策を講じる必要がある。
「うそでしょ!」
という感じ。
もっとも、患者さんやご家族にとってみれば、
「いつやるの?・・・今でしょ!」
ということなのだろう。
PD-L1が陽性なのかどうか、キートルーダが使えるのかどうか、早く調べて欲しいという。
相談を受けて動き出したのが夕方だったので、検査会社への問い合わせが間に合わなかった。
2月16日の朝っぱらから電話で問い合わせたところ、
・2月15日から検査受託を開始した
・キートルーダの適応判定のための22C3抗体、オプジーボの効果予測のための28-8抗体の両方が使用可能
・それぞれの抗体を用いた検査に、各25000円の実費がかかるが、健康保険が利用できる
・技術的には両方を同時に調べることも可能だが、両方同時に調べたときに保険請求ができるのかどうかは現時点で定かではない
・組織ブロックか薄切標本を送ってもらえれば調べる
との回答だった。
患者さんのご家族に問い合わせたところ、即答で両方の抗体について調べて欲しいとのことだった。
網羅的に解析してもドライバー遺伝子変異が一切見つからなかったので、患者さん・ご家族も私も必死である。
ソッコーで検査提出した。
もしかしたら、大分県下で一番乗りの提出だったかもしれない。
今後は、進行期非小細胞肺癌の患者では、PD-L1発現状態の確認は必須となるだろう。
もはや、GS越しのちっちゃな組織では全く対応できない。
策を講じる必要がある。
第III相CONFIRM、第II相MERITほか・・・中皮腫再燃に対するニボルマブ単剤療法
免疫チェックポイント阻害薬と自己免疫疾患発症
血液脳関門とがん薬物療法
根治切除術直後の非小細胞肺がん患者に、バイオマーカー解析をするべきか
CheckMate-227試験 4年追跡後
放射線治療を前処置とした免疫チェックポイント阻害薬
悪性胸膜中皮腫とニボルマブ+イピリムマブ併用療法
ドライバー遺伝子変異陽性患者におけるPACIFICレジメンの有効性
EGFR/ALK陽性非小細胞肺がんに対するカルボプラチン+ペメトレキセド+ペンブロリズマブ併用療法
CheckMate9LA試験 脳転移の有無でサブグループ解析
第III相POSEIDON試験
病勢進行後の治療をどう考えるか
進行が速い進行肺腺がんに遭遇したらどう振る舞うか
非小細胞肺がんの周術期治療をどのように考えるか
免疫チェックポイント阻害薬と抑うつ反応
有害事象による治療中止と、その後の治療再開
尿路上皮がんと術後補助ニボルマブ療法
姑息的放射線照射による遠隔腫瘍縮小(アブスコパル)効果と免疫チェックポイント阻害薬 その2
姑息的放射線照射による遠隔腫瘍縮小(アブスコパル)効果と免疫チェックポイント阻害薬 その1
進行肺扁平上皮がんでは、二次治療以降でニボルマブにイピリムマブを上乗せする意義はない
免疫チェックポイント阻害薬と自己免疫疾患発症
血液脳関門とがん薬物療法
根治切除術直後の非小細胞肺がん患者に、バイオマーカー解析をするべきか
CheckMate-227試験 4年追跡後
放射線治療を前処置とした免疫チェックポイント阻害薬
悪性胸膜中皮腫とニボルマブ+イピリムマブ併用療法
ドライバー遺伝子変異陽性患者におけるPACIFICレジメンの有効性
EGFR/ALK陽性非小細胞肺がんに対するカルボプラチン+ペメトレキセド+ペンブロリズマブ併用療法
CheckMate9LA試験 脳転移の有無でサブグループ解析
第III相POSEIDON試験
病勢進行後の治療をどう考えるか
進行が速い進行肺腺がんに遭遇したらどう振る舞うか
非小細胞肺がんの周術期治療をどのように考えるか
免疫チェックポイント阻害薬と抑うつ反応
有害事象による治療中止と、その後の治療再開
尿路上皮がんと術後補助ニボルマブ療法
姑息的放射線照射による遠隔腫瘍縮小(アブスコパル)効果と免疫チェックポイント阻害薬 その2
姑息的放射線照射による遠隔腫瘍縮小(アブスコパル)効果と免疫チェックポイント阻害薬 その1
進行肺扁平上皮がんでは、二次治療以降でニボルマブにイピリムマブを上乗せする意義はない
Posted by tak at 01:17│Comments(0)
│免疫チェックポイント阻害薬