2016年02月12日
J-ALEX study 中間解析で有効中止
ALK再構成陽性肺癌の患者さんを対象に、crizotinibとalectinibの効果を直接比較する国内第III相試験「J-ALEX」試験ですが、中間解析の段階で主要評価項目である無増悪生存期間においてalectinibの優越性が確認されたらしく、早期有効中止となった模様です。
どちらもALK再構成陽性者のみをターゲットにした治療薬ですが、主要評価項目で早期有効中止になるのはちょっとした驚きです。
EGFR遺伝子変異の世界ではこんな現象は認められていないだけに、とても興味深い結果です。
ALK再構成陽性肺癌患者さんの初回治療選択において、大きなインパクトを残す(有効性と毒性の両面から考えると、alectinibが初回治療として選択される公算が極めて高い)結果になりそうです。
今年の各学会で徐々に結果が明らかになっていくと思われます。
また、国際的な試験として現在進行形の「ALEX study」の進捗も気になるところです。
J-ALEX試験早期有効中止のプレスリリースはこちらから。
http://www.chugai-pharm.co.jp/news/detail/20160210150000.html
どちらもALK再構成陽性者のみをターゲットにした治療薬ですが、主要評価項目で早期有効中止になるのはちょっとした驚きです。
EGFR遺伝子変異の世界ではこんな現象は認められていないだけに、とても興味深い結果です。
ALK再構成陽性肺癌患者さんの初回治療選択において、大きなインパクトを残す(有効性と毒性の両面から考えると、alectinibが初回治療として選択される公算が極めて高い)結果になりそうです。
今年の各学会で徐々に結果が明らかになっていくと思われます。
また、国際的な試験として現在進行形の「ALEX study」の進捗も気になるところです。
J-ALEX試験早期有効中止のプレスリリースはこちらから。
http://www.chugai-pharm.co.jp/news/detail/20160210150000.html
・Reiwa研究から・・・オシメルチニブ初回治療後、その他のEGFR-TKIでrechallenge治療をしたら
・Osi-risk TORG-TG2101試験・・・オシメルチニブ投与中止後のEGFR-TKI再投与とその安全性について
セルペルカチニブ、上市
CLIP1-LTK融合遺伝子の発見・・・LC-SCRUM Asiaから
セルペルカチニブ、2021年12月13日発売予定
セルペルカチニブと過敏症
血液脳関門とがん薬物療法
根治切除術直後の非小細胞肺がん患者に、バイオマーカー解析をするべきか
脳転移を有する患者集団に対しても、免疫チェックポイント阻害薬は有効なのか
HER2エクソン20挿入変異陽性非小細胞肺がんに対するpoziotinib
セルペルカチニブの添付文書
第4世代ALK阻害薬・・・TPX-0131とNVL-655
セルペルカチニブ、製造販売承認
HER2遺伝子変異陽性肺がんに対するtrastuzumab deruxtecan
オシメルチニブ耐性化後は、耐性機序同定や分子標的治療は意味がないのか
EGFR/ALK陽性非小細胞肺がんに対するカルボプラチン+ペメトレキセド+ペンブロリズマブ併用療法
中国人患者におけるRET阻害薬(Selpercatinib, Pralsetinib)の有効性
オシメルチニブによる術前療法・・・NeoADAURAの前哨戦
病勢進行後の治療をどう考えるか
RET阻害薬、セルペルカチニブがやってくる
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根治切除術直後の非小細胞肺がん患者に、バイオマーカー解析をするべきか
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Posted by tak at 08:40│Comments(0)
│分子標的薬・抗体医薬