2021年04月06日
新型コロナウイルスワクチン(コミナティ)体験記
先週、2回目の新型コロナウイルスワクチン接種を終えた。
印象を書き残す。
今回接種したのは、米ファイザー社、独ビオンテック社の共同開発による「コミナティ」。
冷凍保存が必要だの、衝撃を与えるとよくないだの、専用シリンジでないと接種可能数が減るだの、話題に事欠かないワクチンだ。

検温、問診票記入、ワクチン接種の流れは、他のワクチンと大きな違いはない。
行政が摂取状況を把握するための仕組みが一部加わった程度だ。
接種部位は三角筋(肩の部分、腕の付け根の盛り上がった部分の筋肉)なので、ノースリーブもしくは半袖の肌着を着ておくといい。
接種時の針は十分に細く、接種液量は0.3mlと少なめなので、接種されたときの苦痛はそれほど感じなかった。
アナフィラキシー反応がよく取り沙汰されるが、私の職場にアナフィラキシー反応を起こした人はいなさそうだ。
1回目の副反応は、翌日に明らかになった接種部位の筋肉痛くらいだった。
私より先に接種した人たちによると、接種部位の筋肉痛がひどくて、数日は肩が挙がらなくなったとのことだった。
私はそこまではなかったが、確かに接種部位の筋肉痛はあった。
筋肉の中にワクチンを接種して、そこに炎症を起こしているんだから、当たり前と言えば当たり前だ。
それも2日間くらいでほぼ消失し、全身性の副反応はなかった。
日常生活に支障はなかった。
3週間経過して、2回目の接種時期が来た。
2回目となると接種する側もされる側も慣れていて、作業は滞りなく進んだ。
問題は副反応だ。
私より先に接種した人たちの話を聞くと、報道されている通り、発熱している人が少なからずいた。
私より先に接種した人たち50人くらいのうち、8-9人くらいは38度前後の発熱があったとのことだった。
実際に接種してみると、初回より筋肉痛が始まるのが早かった。
お昼くらいに接種して、夕方にはしっかりした接種部位の筋肉痛があった。
それでも接種当日はどうということはなかったが、翌日はどうにも調子が悪かった。
発熱こそないものの、倦怠感、両肩・背中・腰の筋肉痛、頭痛、食欲不振にさいなまれた。
ちょっとした風邪よりたちが悪い。
結局接種翌日は、比較的症状の軽かった早朝を除いて何もできず、ほぼ臥床したまま1日を終えた。
翌々日の朝には随分と楽になり、日常生活に支障はない。
ごく軽い頭痛が残るものの、副反応なのか、寝不足のせいなのか、判然としない程度の軽いものである。
これから接種する方へは、以下のように助言したい。
副反応を過度に恐れる必要はないと感じたものの、体調がいい時に接種するに越したことはない。
そして、少なくとも2回目の接種翌日はかなり体調が崩れると考えて、1日スケジュールを空けておくことを勧める。
2回目の接種翌日は、読了したい本を1冊準備しておくとちょうどいい。
個人差はあると思うが、これくらいの準備は整えておきたい。
印象を書き残す。
今回接種したのは、米ファイザー社、独ビオンテック社の共同開発による「コミナティ」。
冷凍保存が必要だの、衝撃を与えるとよくないだの、専用シリンジでないと接種可能数が減るだの、話題に事欠かないワクチンだ。

検温、問診票記入、ワクチン接種の流れは、他のワクチンと大きな違いはない。
行政が摂取状況を把握するための仕組みが一部加わった程度だ。
接種部位は三角筋(肩の部分、腕の付け根の盛り上がった部分の筋肉)なので、ノースリーブもしくは半袖の肌着を着ておくといい。
接種時の針は十分に細く、接種液量は0.3mlと少なめなので、接種されたときの苦痛はそれほど感じなかった。
アナフィラキシー反応がよく取り沙汰されるが、私の職場にアナフィラキシー反応を起こした人はいなさそうだ。
1回目の副反応は、翌日に明らかになった接種部位の筋肉痛くらいだった。
私より先に接種した人たちによると、接種部位の筋肉痛がひどくて、数日は肩が挙がらなくなったとのことだった。
私はそこまではなかったが、確かに接種部位の筋肉痛はあった。
筋肉の中にワクチンを接種して、そこに炎症を起こしているんだから、当たり前と言えば当たり前だ。
それも2日間くらいでほぼ消失し、全身性の副反応はなかった。
日常生活に支障はなかった。
3週間経過して、2回目の接種時期が来た。
2回目となると接種する側もされる側も慣れていて、作業は滞りなく進んだ。
問題は副反応だ。
私より先に接種した人たちの話を聞くと、報道されている通り、発熱している人が少なからずいた。
私より先に接種した人たち50人くらいのうち、8-9人くらいは38度前後の発熱があったとのことだった。
実際に接種してみると、初回より筋肉痛が始まるのが早かった。
お昼くらいに接種して、夕方にはしっかりした接種部位の筋肉痛があった。
それでも接種当日はどうということはなかったが、翌日はどうにも調子が悪かった。
発熱こそないものの、倦怠感、両肩・背中・腰の筋肉痛、頭痛、食欲不振にさいなまれた。
ちょっとした風邪よりたちが悪い。
結局接種翌日は、比較的症状の軽かった早朝を除いて何もできず、ほぼ臥床したまま1日を終えた。
翌々日の朝には随分と楽になり、日常生活に支障はない。
ごく軽い頭痛が残るものの、副反応なのか、寝不足のせいなのか、判然としない程度の軽いものである。
これから接種する方へは、以下のように助言したい。
副反応を過度に恐れる必要はないと感じたものの、体調がいい時に接種するに越したことはない。
そして、少なくとも2回目の接種翌日はかなり体調が崩れると考えて、1日スケジュールを空けておくことを勧める。
2回目の接種翌日は、読了したい本を1冊準備しておくとちょうどいい。
個人差はあると思うが、これくらいの準備は整えておきたい。
2022年01月06日の記事より・・・各種マスクによる新型コロナウイルス拡散予防効果
2022年01月02日の記事より・・・新年を迎える幸せ
お引越しします
追憶
肺がん患者に3回目の新型コロナウイルスワクチン接種は必要か
そろりと面会制限の限定解除
新型コロナウイルスワクチンの効果と考え方
新型コロナワクチン感染症が治った人は、ワクチンを接種すべきか
抗がん薬治療における刺身・鮨との付き合い方
広い意味でのチーム医療
病院内におけるワクチン格差のリスク
順序
2015年度のデータベースから
2014年度のデータベースから
2013年度のデータベースから
2012年度のデータベースから
2011年度のデータベースから
2010年度のデータベースから
2009年度のデータベースから
2008年度のデータベースから
2022年01月02日の記事より・・・新年を迎える幸せ
お引越しします
追憶
肺がん患者に3回目の新型コロナウイルスワクチン接種は必要か
そろりと面会制限の限定解除
新型コロナウイルスワクチンの効果と考え方
新型コロナワクチン感染症が治った人は、ワクチンを接種すべきか
抗がん薬治療における刺身・鮨との付き合い方
広い意味でのチーム医療
病院内におけるワクチン格差のリスク
順序
2015年度のデータベースから
2014年度のデータベースから
2013年度のデータベースから
2012年度のデータベースから
2011年度のデータベースから
2010年度のデータベースから
2009年度のデータベースから
2008年度のデータベースから
Posted by tak at 08:25│Comments(0)
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